1951-03-06 第10回国会 参議院 予算委員会 第20号
これは一つの感じ、或いは印象といたしましては、もはや誰の目にも明らかなことでありまして、国会における予算案審議が低調であるという新聞などの非難も、時たまたまダレス特使の来日などがありまして、講和問題に関心が集中されたというような関係もありましようが、実は予算案そのものが、すでに当面の政治、経済情勢から余りにも浮き上り、置き去られた、いわば形骸化したものになつているということ、どうせ間もなく補正を必要
これは一つの感じ、或いは印象といたしましては、もはや誰の目にも明らかなことでありまして、国会における予算案審議が低調であるという新聞などの非難も、時たまたまダレス特使の来日などがありまして、講和問題に関心が集中されたというような関係もありましようが、実は予算案そのものが、すでに当面の政治、経済情勢から余りにも浮き上り、置き去られた、いわば形骸化したものになつているということ、どうせ間もなく補正を必要
本日外務委員会を開催いたしますことは、時たまたまダレス特使の来朝にあたりまして、今日わが国民のあげて注目するところとなつておるわけであります。従つてこの外務委員会の本日の議事には、当然ダレス特使との間に折衝されます政府当局の基本的な考え方につきまして、でき得る限り詳細な報告があり、これに対して各党からも質疑が十分活発に行われることを、全国民がひとしく注目しておるところと確信するものであります。